こちらの記事が本編ですので最初にご覧ください。
裁判所はまだ沈黙している。
和解調書案すら出ていない。
判決も出ていない。
……でも、家主は言い切った。「話はまとまったので、1万円増額で契約更新してください。」
これは、ある賃貸トラブルの現場で実際に起きた「時空を超える合意」の記録だ。
🏛️ 交渉中でもゴールイン?
「交渉の長期化を防ぐために和解した方がいい」
「お互い譲歩を」
裁判所がそう促しても、家主の目に映るのは「従うべき借主」と「正義の自分」だけ。
そんな家主の特徴は、次の3つ。
🎩 ① 合意は「心の中」で成立する
法的な和解成立のタイミング?
いえいえ、家主が「まとまった」と思った瞬間が“成立日”です。
「賃料は1万円増額で決まりました」 ⇒(裁判所「まだ和解調書作ってませんけど…」)
「では更新契約書送ります」 ⇒(借主「まだ交渉中の立退料は?」)
「話は終わってますよね?」 ⇒…終わってるのは、あなたの説明責任の方では?
👑 ② 相場はこっちが決める
- 立退料 ⇒ 「借主が提案した立退料は相場より高い。譲歩してない」
- 賃料 ⇒「これが相場。理由? 特にない」
なんと都合のよい“ワンウェイ相場観”
しかも、過去賃料増額についてロジカルな一切の根拠説明なし。資料提示もゼロ。
なのに「借主は納得して当然」
🤝 ③ 信頼関係は「借主が壊すもの」
- 更新契約書を送ったのに、借主が慎重に確認すると… ⇒ 「まだ和解してないのにごねるな」
- 増額分を払った借主が「理由がほしい」と言えば… ⇒ 「そういう態度は不誠実」
要するに「何をしても借主が悪い」仕様。
まるで家主の心情契約法。
📌 まとめ
“まだ終わってない”のに、“終わったことにしたい”人が仕切ろうとすると、現実とのズレは大きくなる。
そして一番困るのは、書類を持たされる不動産屋かもしれない――。




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